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頭痛の種類と受診のサイン

頭痛の種類と受診のサイン

一口に「頭痛」といっても、タイプによって原因も対処も大きく異なり、中には命に関わるものもあります。本記事ではまず「危険な頭痛の見分け方と受診のサイン」の結論を先にお伝えし、続いて頭痛の種類、三タイプの特徴、何科受診かまでをやさしく整理します。

結論:まず「危険な頭痛」かどうか
1
突然・最悪は救急
神経症状・発熱+首のこわばりも
2
多くは一次性
片頭痛・緊張型・群発で対処が違う
3
効かない・頻繁なら受診
頭痛外来・脳神経が目安

市販薬を頻繁に飲むと、かえって頭痛が増えること(薬物乱用頭痛)も。「いつもと違う」頭痛は、迷わず医療機関へ。

頭痛 危険なサイン 受診 セルフチェック 図

頭痛は大きく2種類

一次性頭痛
はっきりした原因の病気がなく、頭痛そのものが問題となるタイプ。片頭痛・緊張型頭痛・群発頭痛など。頭痛で最も多いのは緊張型です。
二次性頭痛(要注意)
脳や頭部の病気が原因で起きる頭痛。くも膜下出血、脳出血、脳腫瘍、髄膜炎など。急に強く現れることが多く、放置すると命に関わることも。

まず「危険な二次性頭痛」を除外することが最も大切です。

すぐに受診・救急の「危険なサイン」

次のような頭痛は、脳などの重い病気の可能性。迷わず受診・救急(119)を
  • 突然の、これまでにない激しい頭痛(「人生で最悪」と感じる頭痛)
  • 発熱とともに首が硬く前に倒せない
  • 手足の麻痺・ろれつ・けいれん・意識がおかしい
  • 頭を強く打ったあとの頭痛
  • だんだん強くなる・頻度が増える頭痛
  • 50歳以降で初めて経験する頭痛

特に「バットで殴られたような突然の激痛」はくも膜下出血の可能性があり、一刻を争います。様子を見ずに119番を。

一次性頭痛の3タイプ

片頭痛

片頭痛(へんずつう)
ズキンズキンと拍動するような痛み。片側に起きることが多い(両側のことも)。体を動かすと悪化し、吐き気や光・音への敏感さを伴うことも。前兆(ギザギザした光など)が出る人もいます。女性に多めです。
緊張型

緊張型頭痛―最も多い
頭全体が締め付けられる・重い・圧迫されるような痛み。両側に起き、負担は軽~中程度。肩こり・首のこり、姿勢、ストレスと関係し、体を動かしても悪化しにくいのが特徴です。
群発

群発頭痛
片側の目の奥がえぐられるような激痛。一定期間(1~2ヶ月など)に集中してほぼ毎日のように起き、涙・鼻水・目の充血を伴うことがあります。男性に多めとされます。

片頭痛と緊張型を併せ持つ人もいます。タイプによって効く対処が違うため、医師の診断を受けると安心です。

頭痛 種類 片頭痛 緊張型 群発 違い 早見表

受診の目安と何科

今すぐ救急上記の「危険なサイン」を伴う頭痛(突然の激痛・神経症状・発熱+首のこわばりなど)
早めに受診市販薬が効かない・頻繁に起きる・生活に支障が出る・いつもと様子が違う(頭痛外来・脳神経内科・脳神経外科へ)
様子見も可いつもの軽い頭痛がたまに起き、市販の鎮痛薬で落ち着く(ただし頻回になるなら受診を)

注意したい「薬物乱用頭痛」

市販の頭痛薬を頻繁に(目安として月に10日以上など)使い続けると、かえって頭痛が起きやすくなり、薬が効きにくくなることがあります。これを「薬物乱用頭痛」といいます。鎮痛薬を手放せない・飲む日が多いと感じたら、一度頭痛外来などで相談してください。

タイプ別のセルフケア

  • 片頭痛:暗く静かな場所で安静にし、痛む部分を冷やす。誘因(寝不足・空腹・特定の食べ物・光・人ごみなど)を採り避ける
  • 緊張型頭痛:首・肩を温めてほぐし、ストレッチや姿勢の見直し。長時間の同じ姿勢を避ける
  • 共通:頭痛ダイアリー(起きた日・強さ・誘因・飲んだ薬・効き目)を記録すると、受診時の説明がスムーズ

よくある質問

Q頭痛で救急車を呼んでいい?
A突然のこれまでにない激痛、手足の麻痺・ろれつ・意識障害・けいれん、発熱+首が硬いなどを伴う頭痛は、重い病気の可能性があります。迷わず119番を。
Q何科に行けばいい?
A繰り返す頭痛やタイプの見極めは「頭痛外来」「脳神経内科」「脳神経外科」が目安です。危険なサインがあれば救急、迷えばまずかかりつけ医に相談を。
Q市販の頭痛薬をよく飲むが大丈夫?
A頻繁に(目安として月に10日以上)使うと、薬物乱用頭痛を招くことがあります。飲む日が多いと感じたら、頭痛外来などで相談してください。
Qいつもの頭痛でも受診した方がいい?
A市販薬が効かない、頻度が増えている、仕事や生活に支障が出ている場合は受診をおすすめします。タイプに合った予防・治療の選択肢があります。

まとめ

頭痛で最も大切なのは、危険な二次性頭痛(突然の激痛・神経症状・発熱+首のこわばりなど)を見逃さないことです。あれば迷わず119番。多くは一次性頭痛(片頭痛・緊張型・群発)で、タイプによって効く対処が違います。市販薬が効かない・頻繁・生活に支障があるなら、頭痛外来や脳神経の受診を検討しましょう。

本記事は一般的な健康・医療情報の提供を目的としており、診断・治療の代替となるものではありません。気になる症状がある場合は医療機関にご相談ください。突然の激しい頭痛・手足の麻痺・ろれつ・意識障害・けいれんなどがある場合は、すぐに救急相談または119番を検討してください。
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